胃酸と小腸

胃酸を含んだ食べ物が、小腸に入るとどうなるの?

胃酸は、強力な酸性の消化液です。そのため、胃酸を含んだ食べ物が小腸に入ると、胃酸の影響が気になりますが、身体には素晴らしい調整のメカニズムが備わっています。


酸性の食べ物は十二指腸に移動すると、膵臓からアルカリ性の膵液が十二指腸に分泌されます。このアルカリ性の膵液が、胃から送り込まれてくる酸性の食べ物を中和し、胃酸の強さを和らげているのです。


このすごい仕組みによって、胃酸によって小腸が障害されることなく、また、酸性の影響を受けずに消化プロセスが円滑に進行し、体が必要とするエネルギー源や栄養素がしっかりと吸収されているのです。

すごい仕組みですね。

小腸のイメージ

Coffee break!

● 胃酸の中和

胃酸は、強力な酸性の消化液です。そのため、胃酸を含んだ食べ物が小腸に入ると、胃酸の影響が気になりますが、大丈夫です。

酸性の食べ物は十二指腸に移動すると、膵臓からアルカリ性の膵液が十二指腸に分泌されます。このアルカリ性の膵液が、胃から送り込まれてくる酸性の食べ物を中和し、胃酸の強さを和らげているのです。

膵液の流れ

膵液の流れ