眼底検査

解説

● 眼底検査は、瞳孔を特殊な目薬で開くことにより網膜にある動脈、静脈、視神経乳頭などを観察することができる基本的な眼科検査のひとつです。

眼底とは、眼球の後面を覆う網膜のことで、瞳孔を通して観察することができます。眼底検査は、瞳孔を特殊な目薬で開くことにより網膜にある動脈、静脈、視神経乳頭などの構造を詳しく観察することができる基本的な眼科検査のひとつです。

網膜の血管や状態を直接観察できるため、高血圧性変化動脈硬化の程度がわかります。そして、眼底出血網膜剥離視神経炎黄斑変性などさまざまな病気を診断することができます。

この検査で疑う疾患

動脈硬化性変化、高血圧性変化、緑内障、白内障、黄斑部異常、眼底出血、糖尿病性網膜症 など