眼圧検査

基準値

7~21 mmHg

解説

● 眼圧検査は、眼球に空気を吹きつけ、その反射を利用して眼球内圧(眼圧)を測定する基本的な眼科検査のひとつです。

眼内には房水という水があり、房水の産生量と排出量によって眼内のバランスを保っています。房水の産生量が排出量を上回ると眼圧が高くなり、眼球は硬くなります。眼圧が高くなると視神経が圧迫され、視神経がダメージを受けて視野に影響が出ることがあります。緑内障は、視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇が原因の一つと言われています。

緑内障は検診で眼圧の確認や、眼底検査で視神経を撮影することで見つけることができます。早期に治療を開始することで病気の進行を防ぐことが重要です。

この検査で疑う疾患

緑内障