内診

解説

● 内診は、腟内に指を入れ、子宮、卵巣などを触診する検査です。子宮の大きさや、腫瘍の有無、痛みがあるかどうかを調べる基本的な検査です。

内診は恐怖心、羞恥心から敬遠されがちですが、内診をしないとわからない所見もあり、大切な検査です。人差し指か中指を腟内に入れ、もう一方の手をお腹に当てて両手の指で子宮や卵巣を挟み込むように触ることによって診察します。

腫瘍の大きさや位置はCTなどの画像検査や超音波検査でも確認出来ますが、子宮や卵巣のかたさやまわりとの癒着、痛みのある場所や程度などは内診が必要になります。

この検査で疑う疾患

子宮筋腫、子宮内膜症、子宮頚管ポリープ、卵巣腫瘍 など

子宮の構造

子宮の構造