● 上部消化管検査(胃透視)は、造影剤を用いて食道、胃、十二指腸を撮影する検査です。
胃がんは、胃の粘膜に発生するがんです。50歳代以上の男性に発症することが多く、年間約5万人の方が胃がんで亡くなっています。この数は年々減少傾向にありますが、頻度の高いがんであることには変わりありません。
胃がんの発症リスクとして、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染のほか、喫煙の習慣や塩分の過剰摂取、栄養バランスの偏った食生活、過度な飲酒などが指摘されています。
食道がん、逆流性食道炎、胃がん、胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、十二指腸潰瘍 など
Coffee break!
胃酸はかなり強力で、胃の中で食べ物を分解しますが、自分の胃は消化しません。
胃が消化されないのは、胃の細胞から胃酸に強い粘液が分泌され、胃の粘膜を保護しているからです。すごい仕組みですね。
胃壁の表面は全体が粘液に覆われ、胃液をだす小さな穴が開いています。
胃腺の奥には、胃液を作り出す無数の細胞が並んでいます。
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